「旧東独、ロシアレンズについて
教えてください」と質問を受けました。
※東独…東ドイツ
今日は、旧東独、ロシアレンズに
ついてお伝えします。
第2次世界大戦(WW2)の頃、光学
機器は軍事的に重要でした。
当時、ドイツのカール・ツァイスは
世界最大の光学機器メーカー。
ドイツはWW2で敗戦国となります。
戦勝国のアメリカとソ連でカール・
ツァイスの取り合いになります。
カール・ツァイスの拠点は旧
東ドイツのイエナにありました。
アメリカはカール・ツァイスの技術
者たちをこっそり西側へ逃します。
一方、ソ連はイエナ工場を職人ごと
接収します。
その後、ソ連はドレスデンにあった
ツァイス・イコン社の設備をイエナへ
移転。
この設備ではコンタックスを
製造していました。
加えて、自国の技術者、職人を
イエナへ送り込みます。
そしてドイツ人職人の指導の下、
カメラ、レンズの製造がスタート
されます。
この時、製造されたのが、
・コンタックス
・コンタックス用レンズ
です。
やがて、自国の職人が十分な技術を
習得します。
すると、今度は製造設備をキエフへ
移転。
そこで、1947年コンタックスを
コピーしたカメラ、キエフの誕生です。
キエフは1980年代まで製造されて
いました。
このキエフ製造がソ連の光学機器
コピー文化のスタートです。
以後、ロシアは様々なコピー品を
製造することとなるのです。
レンズ史を知ることで、歴史の勉強
も一緒にできます。
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